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お知らせ/コラム
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2024年施行される「時間外労働の上限規制」について

2019年に「働き方改革関連法」施策が
段階的にスケジュールを組まれて施行されています。
そして、2024年4月からは、「時間外労働の上限規制について」も施行がスタートします。

トラックドライバーの残業時間の現状は
60時間を超える企業は、事業規模に関わらず全国で4割を超え
また1割近い中小企業で100時間以上となっています。
運送業の労働実態は、他業種とは大きく異なっている状況です。
荷主の理解も得る必要があるため、猶予期間が「5年間」となっています。

このような運送業の特殊性を背景にして
他業種とは別枠として、運送業に適用される働き方改革法案が制定されました。
同じく、建設業も2024年4月から「時間外労働の上限規制」が適用となりますが
それと比べても、内容(時間外労働の上限時間)には顕著な差がみられます。

一般的には労使間の合意があれば、月80時間・年720時間の時間外労働が可能になります。
ドライバーの場合には、月80時間・年間960時間と
年間で240時間も多く設定されているのです。
また、時間外労働の上限規制というのは
正社員・アルバイト・派遣社員など業務形態を問わず対象になります。

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